真冬を迎える前にフットケアした方がいい理由!
2023年11月29日
寒暖差が肌にダメージになることも?
長い長い夏がようやく終わったかと思ったら、急にやってきた冬。
まだまだ小春日和の日もあり油断しがちですが、この寒暖差が体にはもちろんお肌に大きな影響がでてしまいます。
通常よく言う湿度は「相対湿度」といい、気温における「飽和水蒸気量」に対する空気中の水蒸気量の比率を言います。気温が上がれば空気中の水蒸気量が多く含まれるので湿度は上がります。
気温が下がれば水蒸気量が減るので湿度も下がりますが、同じ「湿度50%」でも気温の低い冬は水蒸気量も低くなってしまうため乾燥しやすいということです。
そして湿度の変化は気温に左右されるので1日の中でも寒暖差が大きければ大きいほど体に影響しやすくなります。
寒暖差は気候に限らず、暖房の効いた室内と外気、人の多い電車から通勤のための徒歩、浴室からリビングへの移動など日常生活のなかで多く起こりその度に肌は湿度変化にさらされています。
湿度が下がればもちろん肌は乾燥してしまうので、ターンオーバーの乱れが起こりやすくなり角質肥厚などの肌トラブルが起こりやすくなってしまいます。
どうして踵はぱっくり割れるの?
冬場に多い角質ケアのお悩みは「踵は割れた(もうすぐ割れそう)」です。
踵の角質肥厚の原因はほぼ摩擦です。歩行時も座っていても踵はほぼずっと床に着いている状態です。
靴の中で体の動きに合わせ摩擦を受けているため角質が体を守るために厚くしようとした結果、硬く厚い角質に覆われてしまいます。
足裏には体の体温調節のために汗を出して熱を逃がす汗腺はありますが、肌に潤いを与える皮脂腺がないため汗をかいて蒸発した水分を補うことが出来ません。
元々足裏は体を支えるので皮膚自体の層が多いのですが、その分皮膚の持つ保湿成分が保たれていないとターンオーバーしにくくなり角質肥厚が起こってしまうのですが、摩擦が常にかかっている踵では特に潤い不足になってしまいます。
「そこまで硬くなってないけど、白くひび割れみたいになってる」そんな方は摩擦により皮膚の1番表にある角質層の潤いが足りなくなったところに圧がかかるために、表面に細かくひび割れが起こってしまっている状態なんです。
日差しを浴びすぎた土や、お正月飾りの鏡餅が割れてしまうように表面の水分、油分がなくなってしまうと脆い状態になるためひび割れが起こってしまうんです。
厄介なことに割れた皮膚も硬いので引っかかりの原因になってしまったりと痛みがなくてもストレスになりやすいことがお悩みとして多く聞かれます。
硬いお肌を柔らかくする方法は簡単!
踵だけでなくお困りの方の多いタコ・魚の目は冬場になると靴が変わる影響で急に痛みが強くなった…と切羽詰まった様子でいらっしゃる方も多いんです。
寒くなるとタイツ、ストッキングを靴下と重ね履きしたり、寒さのため血行不良で冷えむくみが起こり靴の中で足が圧迫されやすくなることも原因です。
硬いタコ・魚の目の痛みに我慢できず薬局で買える「タコ・魚の目が柔らかくなって取れる」商品などをお使いになる方も多いのですが、もしサロンでの角質ケアをお考えの方は待ってください!
ほぼ「サリチル酸」という薬剤が使われています。効能は硬くなった皮膚と正常な皮膚の境目を剥がしてくれるので痛みがなく芯を取り除くというものです。ただ魚の目の出来ている箇所や芯の深さなどによってきれいに取れるかどうかが変わってきてしまいます。また必要以上に柔らかくふやけてしまった皮膚はとてもデリケートで無理にケアしようとすると出血のリスクが大きくなってしまいます。
ふやけた状態の皮膚はバリア機能が落ちているので細菌が侵入しやすくなったり、怪我のような状態の皮膚は体を守るため硬くなりやすく痛みがぶり返すリスクが高くなることもあるので自己判断でのケアではなく、まずはご相談されるのがお勧めです。
急いで無理にふやかして柔らかくするのではなく「保湿」をすることで皮膚は簡単に柔らかくなります。保湿を続けることで表皮である角質層に自然に剥がれる力が備わるのでタコ・魚の目などの角質肥厚の予防になるんです。
保湿剤は「どんなものでもいいのか?」と訊かれますが、早く成果を感じたい場合は「成分」を頼りにしましょう!皮膚に近い成分だと浸透しやすく効果を実感しやすくなります。
当店で販売している「NKスムースクリーム」にはシルクフィブロインが使われています。
シルクフィブロインはアミノ酸で構成されていて弱酸性で皮膚の天然保湿因子(NMF)と近いため、浸透が早いだけでなく保湿しながら肌の足りない成分を補ってくれるんです。
実は敏感肌、アトピー性皮膚炎の方は皮膚内のアミノ酸量などが少ないため外部刺激を受けやすくなってかゆみや湿疹を繰り返しやすくなってしまうこともあるんです。
敏感肌やアトピー性皮膚の原因はそれだけではないですが、必要な成分が足りていないお肌はダメージを受けやすくなってしまうので防ぐためにもお肌に近い成分で補うことは大事なんです。
定期的なケアと保湿で快適に!
表皮で角質層とも呼ばれる皮膚は常に外部刺激から体を守ってくれています。
40~50日を目安にターンオーバーしていきますが一律きれいに行われるわけではなく負荷のかかる箇所とそうではない箇所では皮膚の厚みも違うためバラつきが出てきます。
どんなにお手入れをしていてもそのバラつきは起こるので定期的な角質ケアは必要になります。
生活スタイルによって人それぞれですが、2,3カ月に1度の角質ケアで柔らかくキレイな状態をキープすることが出来ます。
「痛みがなく」生活できるようになったら「快適な」状態をキープしていくのが角質ケアのゴールなんです。
どんなケアをどのくらいで行うのがいいか迷ったら1度サンキューフットにご相談ください!
最後までお読みいただきありがとうございます!