フットケアの歴史
2024年02月14日
こんにちは!
サンキューフット浦和店です。
寒いと足のトラブルも増えますが、今回はフットケアの歴史と靴のお話をさせていただきます。
日本のフットケアの歴史
今から約1万2000年前には、人間は履き物を履き始めていたそうです。
紀元前1500年頃の古代エジプト医学の古文書には、魚の目の治療についての記述があり、
古代ギリシャや古代ローマでも、足や爪の治療やケアが行われていました。
日本人が日常的に靴を履くようになったのは戦後、色々な国の文化に触れるようになってからです。
それまでは下駄や草履が一般的で、戦後になってから靴文化が浸透していきました。
靴を履く歴史が浅いことで足をケアする意識が低く、それに伴い足のトラブルが増えていったといわれています。
また、足の形に合った靴よりもファッション重視で靴を選ぶ傾向にあります。
無理して合わない靴を履き続けると外反母趾、魚の目、タコ、巻き爪等よく聞くトラブルの原因になります。
幼いころから足に合わない靴を履いている人、運動量の低下から足の筋力が発達せずに大人になっても土踏まずがきちんと形成されていない人もいます。
土踏まずの役割
①全身の体重を支える
②立った姿勢のバランスを保つ
③足の指の動きを助ける
④地面からの衝撃を軽減する、吸収する【クッション効果】があります。
土踏まずのバランスが崩れてしまうと全身のバランスが崩れてしまい、不調に繋がります。
土踏まずが崩れてしまった状態を【扁平足】といいます。
健康な人は土踏まずの部分は地面に足が着きません。
土踏まずがあるアーチ部分の骨は筋や腱が支えています。
この筋や腱が緊張して硬くなってしまうと様々な足のトラブルに繋がります。
土踏まずの完成は8歳頃から10歳頃と言われています。
大人になってから扁平足になってしまった人は、運動不足や肥満が原因かもしれません。
足のアーチを形成するには【歩くこと】が大切です。
インソールを使ってみましょう
一度崩れてしまったアーチを取り戻すのはすごく大変です。
よく聞くグーパーの運動で足の指を動かすことも大切ですが、足に合った靴を履くことが一番大事です。
①かかとがしっかりフィットする
②クッション性が優れた靴を選ぶ
③靴ひもが付いていて足をしっかり固定できるもの
④中敷きが取り外しできるものを選ぶ
特に扁平足の方に取り入れていただきたいのは【アーチサポートが付いたインソール】です。
元々の靴に入っているインソールですとアーチ形成をサポートしてくれる機能がなかったりします。
アーチサポート付きのインソールですと、足底を支えて土踏まずをサポートしてくれたり、足本来の働きを導き出してくれます。
サポートグッズを取り入れて健康な足造りをしましょう!
当店にもサポートするグッズを多数取り扱っております。
お気軽にご相談ください!